週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［1月の週案・4歳児】健康
（前半）ねらい
寒い日でも積極的に戸外に出て、身体を動かして遊ぶ
（前半）保育士の援助
身体をほぐすため、軽い準備運動をしてから遊ぶように伝える
（後半）ねらい
手洗いうがいと共に、衣類の調節を自分でできるようになる
（後半）保育士の援助
遊びに夢中になっている時には、水分補給をするよう声をかけ、衣類の調整に意識を向けさせる
［1月の週案・4歳児】人間関係
（前半）ねらい
お正月の遊びに興味を持ち友だちと一緒に楽しむ
（前半）保育士の援助
こまやかるた、すごろくなど。お正月ならではの遊びを用意し、友だちに教え合い遊ぶ楽しさを味わう
（後半）ねらい
異年齢交流で、年下のクラスには優しく接しようとする
（後半）保育士の援助
優しく接してくれたことを褒め、進級に向けて自信につなげていく
［1月の週案・4歳児】環境
（前半）ねらい
雪が降った日には、友だちと協力して雪だるまを作って達成感を味わう
（前半）保育士の援助
雪だるまを作る場所を提案し、長時間の作業になるため防寒対策をし休憩を取りながら作れるように配慮する
（後半）ねらい
「明けましておめでとうございます」と新年のあいさつができるようになる
（後半）保育士の援助
新年のあいさつの後に「今年もよろしくお願いします」など。お正月に使う挨拶を教える
［1月の週案・4歳児】言葉
（前半）ねらい
自分の思ったことや感じたことを保育士に言葉で伝えられるようになる
（前半）保育士の援助
子どもの気持ちを受け入れ自分の思ったことを言葉で伝えられるよう、見守り援助する
（後半）ねらい
年末年始に体験して嬉しかったことを、友だちに話す
（後半）保育士の援助
子ども同士で伝えあう姿を見守り会話が広がるよう質問を投げかけてみる
［1月の週案・4歳児】表現
（前半）ねらい
楽器を使って自分達で音を合わせることを楽しむ
（前半）保育士の援助
いろいろな楽器に触れ、簡易なステージを演奏ができる環境を作る
（後半）ねらい
干支の絵を描いてオリジナルの年賀状を作成する
（後半）保育士の援助
干支のスタンプや切り絵ができるよう、折り紙や色画用紙を準備し自由に製作ができるようにする
＼ 1月の月案はこちら ／
＼ 1月の各年齢の週案はこちら ／
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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