週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［5月の週案・1歳児】健康
（前半）ねらい
手づかみ、またはスプーンを使って一人で食べようとする
（前半）保育士の援助
自分で食べようとする姿を見守り、食べるペースや量を確認しながら、子どもが疲れないように援助する
（後半）ねらい
新しい環境に慣れ、一定時間午睡できるようになる
（後半）保育士の援助
眠りにつくまで寄り添い、安心して眠れる環境を作る
［5月の週案・1歳児】人間関係
（前半）ねらい
友だちに興味を示し、近寄って関心を持つようになる
（前半）保育士の援助
簡単なごっこ遊びを一緒に行い、子どもの気持ちを代弁しながら遊びを広げていく
（後半）ねらい
保育士や友だちと一緒に手遊びを楽しむようになる
（後半）保育士の援助
一人ひとりに丁寧に関わりながら、みんなで一緒に手遊びを繰り返し楽しむ
［5月の週案・1歳児】環境
（前半）ねらい
タンポポやクローバー、アリやダンゴムシなど、植物や虫に興味を示す
（前半）保育士の援助
戸外やお散歩で自然に触れる機会を作り、虫を見つけた時は共感し触れる機会を作る
（後半）ねらい
生活リズムを整えて安心して過ごす
（後半）保育士の援助
連休明けは疲れを考慮し一人ひとりに合わせてゆっくりと過ごす
［5月の週案・1歳児】言葉
（前半）ねらい
喃語や指差しなどで、想いを伝えようとする
（前半）保育士の援助
物と言葉が結びつくように、状況に合わせて確認しながら言葉を繰り返していく
（後半）ねらい
読んで欲しい絵本を持ってきて、保育士のひざの上に座ろうとする
（後半）保育士の援助
子どもの気持ちを汲み取り、持ってきた絵本の読み聞かせを行う
［5月の週案・1歳児】表現
（前半）ねらい
特定の保育士に甘えたい気持ちを表情やしぐさで表現してくる
（前半）保育士の援助
短時間でも安心するよう速やかに応じて気持ちを安定させる
（後半）ねらい
嬉しい、悲しいなどの感情を仕草で保育士に伝えようとする
（後半）保育士の援助
子どもの気持ちを受け止め、スキンシップを取り安心させる
＼ 来月の月案はこちら ／
＼ 来月の週案はこちら ／
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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