週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［5月の週案・5歳児】健康
（前半）ねらい
戸外遊びでは、思い切り身体を動かして遊び、汗をかいたら衣類を脱いで体温調節しようとする
（前半）保育士の援助
汗をかいたら身体が冷えてしまうことを伝え、自ら着脱して体温調整ができるように促す
（後半）ねらい
疲れたら休むなど、自分の体調の変化に気づけるようになる
（後半）保育士の援助
休憩を取ることの大切さを伝え、褒めて自信につなげる
［5月の週案・5歳児】人間関係
（前半）ねらい
年長クラスになったことを意識して、年下の世話を進んでしようとする
（前半）保育士の援助
自分でやろうとうする気持ちを大切にし、援助しながら見守る
（後半）ねらい
友だちと一緒に鬼ごっこやリレーなど運動遊びをするようになる
（後半）保育士の援助
子ども同士で声をかけ合う姿を見守り、保育士も援助しながらみんなで遊べる環境を作る
［5月の週案・5歳児】環境
（前半）ねらい
身近な動植物に関心を持ち世話をして大切にしたいと思うようになる
（前半）保育士の援助
動植物の世話ができるよう図鑑や絵本を準備する他、話し合いを行い飼育活動を行う機会を作る
（後半）ねらい
こどもの日について知り絵本を見て日本の文化に触れる
（後半）保育士の援助
こどもの日にちなんだクイズを出して、興味や関心を広げる
［5月の週案・5歳児】言葉
（前半）ねらい
身の回りにあるひらがなが読めるようになり自分の名前を書くようになる
（前半）保育士の援助
読み書きができるようになったことを具体的に褒め満足感が得られるようにする
（後半）ねらい
年長クラスになった自覚を持ち、年下のクラスに積極的に声をかけるようになる
（後半）保育士の援助
自主的に行動する姿を褒め、子ども同士の橋渡し役になる
［5月の週案・5歳児】表現
（前半）ねらい
思ったことや体験したことを保育士や友達に言葉で表現し、楽しさを共有する
（前半）保育士の援助
自分の伝えたいことを言葉で表現する姿を認め、共感し、自信につなげる
（後半）ねらい
友だちと一緒に振り付けをアレンジして自由に表現する
（後半）保育士の援助
季節の歌や、リズミカルな曲を用意し自由に表現できる場を作る
＼ 来月の月案はこちら ／
＼ 来月の週案はこちら ／
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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