週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［6月の週案・5歳児】健康
（前半）ねらい
気温に合わせて衣類を調節し汗をふいて水分補給をしようとする
（前半）保育士の援助
遊びを見守りながら、休息の時間を設け、自分で衣類を調節して水分補給ができるよう声をかける
（後半）ねらい
体力がつき、身体を動かして遊ぶ楽しさが分かるようになる
（後半）保育士の援助
子どもの遊びを見守りながら、集団遊びを提案しダイナミックに遊ばせる
［6月の週案・5歳児】人間関係
（前半）ねらい
夏野菜の栽培活動では、野菜の成長を観察し、友だちと変化について共有して楽しむ
（前半）保育士の援助
観察日記や当番活動などを取り入れ、成長について考える機会を作る
（後半）ねらい
子ども同士で、玩具の片づける場所を話し合って決めるようになる
（後半）保育士の援助
子どもの意見を尊重しつつ、必要に応じて介入しみんなで使いやすい場所を模索していく
［6月の週案・5歳児】環境
（前半）ねらい
梅雨に興味を持ち、水や泥を使って遊び、独特の感触を楽しむ
（前半）保育士の援助
雨の降り方の違いについて話しながら、梅雨の自然現象をテーマにした会話が楽しめるように援助する
（後半）ねらい
雨の降る様子を見て自然に興味を持つようになる
（後半）保育士の援助
日々変わる天気について振り返る時間を作り明日の天気について話し合ってみる
［6月の週案・5歳児】言葉
（前半）ねらい
自分の思いを言葉にして伝え、友だちに伝わる喜びを味わう
（前半）保育士の援助
言葉が足りない時には見守りながら伝えたいことを汲み取り、言葉を添えて援助する
（後半）ねらい
場面に応じて「ごめんな」や「ありがとう」が言えるようになる
（後半）保育士の援助
子どもの発した言葉に共感し、想いや考えを伝える大切さを教える
［6月の週案・5歳児】表現
（前半）ねらい
てるてる坊主やあじさいなど、季節の制作を楽しむ
（前半）保育士の援助
梅雨にちなんで制作ができるよう、さまざまな素材を準備し協力しながら楽しめるよう工夫する
（後半）ねらい
知っている曲を聞くと口ずさんだり身体を動かしたりして自由に表現する
（後半）保育士の援助
同じ曲を繰り返し流し音楽に親しみを持たせる
＼ 来月の月案はこちら ／
＼ 来月の週案はこちら ／
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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