週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［4月の週案・2歳児】健康
（前半）ねらい
散歩に出ることを喜び身体を動かして思い切り遊ぶ
（前半）保育士の援助
子どもの興味を把握し遊びの行動範囲や興味が広がるように散歩や戸外遊びを取り入れる
（後半）ねらい
保育士に声をかけられトイレで排泄しようとする
（後半）保育士の援助
子どもの排泄間隔を把握し、個別に声をかけてトイレに促す
［4月の週案・2歳児】人間関係
（前半）ねらい
友だちに声をかけ、自分の気持ちを伝えながらやりたい遊びを楽しむ
（前半）保育士の援助
不安そうにしている子や、遊びが見つけられない子に声をかけて一緒に遊び子ども同士で遊べるように橋渡しをする
（後半）ねらい
保育士や友だちと一緒に季節の歌を歌って遊ぶ
（後半）保育士の援助
体操やふれあい遊びを取り入れ、友だちと一緒に活動する時間を作る
［4月の週案・2歳児】環境
（前半）ねらい
新しい環境に慣れ、会話やスキンシップを通して心地よさを感じのびのびと過ごす
（前半）保育士の援助
一人ひとりの気持ちを受け止めながら、子どもの反応には丁寧に応え安心感を与える
（後半）ねらい
散歩に出かけ春の花や虫を見つけ自然に親しむ
（後半）保育士の援助
春の花や虫を探し、見たり触ったりして一緒に観察する
［4月の週案・2歳児】言葉
（前半）ねらい
自分が体験して嬉しかったことを、保育士に言葉で伝えようとする
（前半）保育士の援助
子どもが嬉しかったことを受け止め、喜びや驚きとして共感していく
（後半）ねらい
花や生き物に興味を持ち「あった」「おはな」と簡単な言葉で伝えようとする
（後半）保育士の援助
子どもの気持ちを代弁し見つけたものに共感し伝える喜びを体験させる
［4月の週案・2歳児】表現
（前半）ねらい
「やだ」「これやりたい」といった言葉で気持ちや態度で表現する
（前半）保育士の援助
子どもの言葉や表情に着目しながら、表現の仕方を教えていく
（後半）ねらい
「やだ」「これやりたい」と簡単な言葉で意思を表現するようになる
（後半）保育士の援助
伝えたいことを受け止め子どもの意思を尊重して自由に表現できる環境を作る
＼ 来月の月案はこちら ／
＼ 来月の週案はこちら ／
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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