週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［10月の週案・5歳児】健康
（前半）ねらい
お腹が痛いなど、身体の不調を保育士に言葉で伝えることができるようになる
（前半）保育士の援助
子どもの気持ちを受け止め、水分補給や休憩を取るなど、体調管理の大切さを伝える
（後半）ねらい
気温の変化に応じて、衣類を調節できるようになる
（後半）保育士の援助
自分で衣類の調節をする姿を褒め、気づかない時には声をかけて促していく
［10月の週案・5歳児】人間関係
（前半）ねらい
年下のクラスと交流する時お兄さん、お姉さんとしての自覚を持って優しく接しようとする
（前半）保育士の援助
優しく関わっている姿を褒め、喜びや達成感が味わえるように言葉をかける
（後半）ねらい
友だちと相談しながら、遊びのルールを考えられるようになる
（後半）保育士の援助
子ども同士の関係を見守り、一緒に考え形にする大切さを伝えていく
［10月の週案・5歳児】環境
（前半）ねらい
やってはいけないことや約束を理解し、安全に気をつけながら遊ぶようになる
（前半）保育士の援助
ルールや約束について定期的に確認し、クラスで考える機会を設け、子どもの気づきを促していく
（後半）ねらい
危険な行為について理解し、安全に気をつけながら遊ぶようになる
（後半）保育士の援助
ルールについて確認する機会を定期的に作る
［10月の週案・5歳児】言葉
（前半）ねらい
地域の人の仕事に興味を持ち、気になったことを質問するようになる
（前半）保育士の援助
質問する姿を見守りさらに理解が深まるよう、絵本や図鑑を準備しておく
（後半）ねらい
体調が悪いことを、保育士に言葉で伝えられるようになる
（後半）保育士の援助
日頃から健康に留意し、子どもから体調不良を訴えてきた場合、早めに意図を汲み取って対処する
［10月の週案・5歳児】表現
（前半）ねらい
遊びの中で、友だちの意見を受け入れつつ、自分の気持ちも伝えられるようになる
（前半）保育士の援助
状況を見守りながら、友だちと一緒に考えていく楽しさを伝える
（後半）ねらい
音楽に合わせて、自由に身体を動かして表現することを楽しむ
（後半）保育士の援助
子どもが好きな曲をかけ自由に表現できる環境を作る
＼ 10月の月案はこちら ／
＼ 10月の各年齢の週案はこちら ／
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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