週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［8月の週案・4歳児】健康
（前半）ねらい
遊びと休憩を交互に繰り返し、健康的に過ごす
（前半）保育士の援助
子ども達の様子や活動の状況を見ながら、水分補給や休憩を取るよう声をかけていく
（後半）ねらい
のどが渇いたと自分で水分補給ができるようになる
（後半）保育士の援助
水分補給と共に休憩を取ることも促し、子どもの体調管理を行う
［8月の週案・4歳児】人間関係
（前半）ねらい
年下の友だちに興味を持ち、一緒に遊んだり着替えを手伝ったりして優しく接するようになる
（前半）保育士の援助
手伝っている姿を褒め、自信につなげていく
（後半）ねらい
夏の虫を見つけ、どうやったら捕まえられか友だちと試行錯誤するようになる
（後半）保育士の援助
子ども同士のやり取りを見守りながら、必要に応じてヒントを与え考える機会を増やす
［8月の週案・4歳児】環境
（前半）ねらい
入道雲や虹など、夏に見られる自然現象に興味を持つ
（前半）保育士の援助
子どもが興味を持ったことに共感し、すぐに調べられるよう図鑑や絵本を用意しておく
（後半）ねらい
プール活動を通して夏ならではの遊びを楽しむ
（後半）保育士の援助
安全に配慮しながら、水の冷たさや気持ち良さを伝えていく
［8月の週案・4歳児】言葉
（前半）ねらい
登園時には元気に「おはようございます」と挨拶ができるようになる
（前半）保育士の援助
保育士からも積極的に挨拶し、今日の体調について質問し、コミュニケーションを取る
（後半）ねらい
生活に必要な挨拶を場面に応じて使えるようになる
（後半）保育士の援助
「おはようございます」「さようなら」以外の挨拶を教え、いろいろな場面で挨拶をする機会を増やしていく
［8月の週案・4歳児】表現
（前半）ねらい
盆踊りを自分なりの振り付けで音に合わせて表現する
（前半）保育士の援助
夏の雰囲気が感じられるよう、保育士も一緒に身体を動かし楽しい雰囲気を作る
（後半）ねらい
ままごとやごっこ遊びを通して、役になりきり表現することを楽しむ
（後半）保育士の援助
いろいろな役になりきれるよう小道具を用意しておく
＼ 来月の月案はこちら ／
＼ 来月の週案はこちら ／
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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