週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［6月の週案・4歳児】健康
（前半）ねらい
戸外から戻った時や食事の前は手洗い、うがいができるようになる
（前半）保育士の援助
手洗いうがいの大切さについて知らせ、水道の使い方や出す水の量なども伝える
（後半）ねらい
食べ物に興味を持ち苦手なものでも食べてみようとする
（後半）保育士の援助
旬の食材を話題にし。食べながら食材のおいしさについて伝えていく
［6月の週案・4歳児】人間関係
（前半）ねらい
友だちと一緒に鬼ごっこやしっぽ取りなど、ルールのある遊びを楽しむ
（前半）保育士の援助
保育士も一緒に遊びに入り、安全面などに配慮しながらみんなで遊べるような空間づくりをする
（後半）ねらい
友だちと相談しながら泥団子作りを楽しむ
（後半）保育士の援助
子ども同士が相談している姿を見守り、作り方のポイントを伝えながら泥団子を作る楽しさを教える
［6月の週案・4歳児】環境
（前半）ねらい
暑い時には脱ぎ、汗をかいたら着替えるなど、衣類の調整が自分でできるようになる
（前半）保育士の援助
遊びに夢中になっている時には声をかけ、水分補給と共に衣類の調整ができるように援助する
（後半）ねらい
戸外でかたつむりを見つけ触ってみようとする
（後半）保育士の援助
かたつむりや梅雨に見られる虫や植物について調べられるように図鑑を用意しておいく
［6月の週案・4歳児】言葉
（前半）ねらい
自分の考えと相手の意見に違いがあることに気づく
（前半）保育士の援助
嫌な言葉や傷つく言葉を見かけた時には、その言葉について一緒に考え、どのように言ったら良いのか考える機会を作る
（後半）ねらい
数字や文字に興味を持つようになり、気になったことを保育士に質問するようになる
（後半）保育士の援助
子どもの気持ちを受け止め、分かりやすく質問に答え、興味が広がるように声をかける
［6月の週案・4歳児】表現
（前半）ねらい
自分なりに作りたいものをイメージし、廃材を使って自由に作って表現する
（前半）保育士の援助
作りたいものがイメージできない子には、会話をしながら素材を選ぶ所から一緒に行う
（後半）ねらい
身近な素材を使って自由に製作活動を楽しむ
（後半）保育士の援助
工作コーナーを作り、いろいろな形の廃材や道具を置いて作って遊べる場所を作る
＼ 来月の月案はこちら ／
＼ 来月の週案はこちら ／
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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