週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［3月の週案・4歳児】健康
（前半）ねらい
春の花やつぼみ、新芽を見つけ季節に興味を持つ
（前半）保育士の援助
子どもが見つけた花や植物に共感し、保育園に戻ってから図鑑で調べられるように準備しておく
（後半）ねらい
外から戻ったら手洗いうがいを積極的に行うようになる
（後半）保育士の援助
習慣化していることを褒め定期的に手洗いうがいの大切さを伝えていく
［3月の週案・4歳児】人間関係
（前半）ねらい
卒園式やお別れ会で、卒園児に感謝の気持ちを伝える
（前半）保育士の援助
歌の練習やプレゼント制作を通して、年長児に遊んでもらったことを優しくしてもらったことを具体的に伝える
（後半）ねらい
年下のクラスと一緒に遊び優しく接しようとする
（後半）保育士の援助
進級に向けて異年齢との交流を増やし年下のクラスと接する機会を作る
［3月の週案・4歳児】環境
（前半）ねらい
5歳児と一緒に過ごし自分が年長になることに期待を持つ
（前半）保育士の援助
5歳児クラスで遊び、教室に貼ってある当番表などを見せ新しい環境に移行する期待を膨らませる
（後半）ねらい
戸外や散歩で春の花や虫を見つけ季節の変化に気づくようになる
（後半）保育士の援助
草花を一緒に観察し春の訪れを伝える
［3月の週案・4歳児】言葉
（前半）ねらい
できないことは手伝って欲しいと意思表示をする
（前半）保育士の援助
一人ひとりの思いを受け止め助言し、出来た時には褒め、喜びを自信につなげていく
（後半）ねらい
遊びの中で友だちに自分の考えを伝えようとする
（後半）保育士の援助
見守りながら必要に応じて介入し自分の言葉で伝えられるように援助する
［3月の週案・4歳児】表現
（前半）ねらい
人前で話す事や行動することに自信を持つ
（前半）保育士の援助
子どもの状況に合わせて、簡単な言葉で発表する時間を作り、保育士が褒めながら人前で話す機会を増やしていく
（後半）ねらい
友だちと話しながらイメージを共有し絵を描いたり表現したりして楽しむ
（後半）保育士の援助
子ども同士で作る姿を見守り工夫した点を聞き褒めて自信につなげる
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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