みんなと一緒に遊ばないという子どもは、個々の発達ペースや興味の違いが関係していることが多く、無理に集団に参加させることは逆効果になる場合もあります。本記事では、子どもの個性を尊重しつつ、無理なくみんなと遊べるようになるためのサポート方法や、適切な対応策をご紹介します。
目次
気になる子とは
- 個別にサポートが必要な子
- 周囲に理解を促す指導が必要
- 一人で判断せず、保育士同士の共有が大事！
- その子に合った対応方法を見つけていく
気になる子の特徴
みんなと一緒に遊ばない
という特徴がある子に対しては「対人関係」を注意深く観察していきましょう。
［ステップ1］背景・理由の分析
- 友だちに関心がない
- 一人で遊びたい
- 遊びたいけどどうやって誘ったらいいのか分からない
［ステップ2］具体的な環境構成
- 友だちが遊んでいる様子を見せ、みんなで遊ぶ楽しさを伝えていく
- 一人で遊ぶ時間も大切にする
- 子どもの様子を見ながら保育士が介入し遊びに参加する機会を作る
［ステップ3］保育士の対応方法
- 保育士と1対1で関わりながら友だちを誘い、遊びを広げていく
- ごっこ遊びを通して「入れて」「いいよ」などの練習をしていく
- 励ましながら見守り、自分で言えた時には褒め、成功体験を増やしていく
［ステップ4］保護者との連携
- 具体的な行動を伝える
- 今後の対応方針を共有する
- 家庭での様子を情報交換する
- 子どもの良い部分を見つけて伸ばす
［ステップ5］今日からできる具体的な対策
- 個別指導計画の作成
- 原因／理由の分析
- 対応方法の実践
- 評価／見直し
あわせて読みたい
【気になる子/対人関係編】一人遊びしかしない子への保育士対処方法
友だちと遊んでいるグループがある一方で、いつも一人で遊んでいる子を見ると、みんなで遊ぶ楽しさを伝えるのにはどうしたらいいのか。悩んでいる保育士さんも多いので...
まとめ
子どもがみんなと一緒に遊ばない時には、無理に集団に参加させるのではなく、子どものペースを尊重しながら、徐々に他の子どもたちと遊べる環境を整えることが大切です。保育士としては、子どもが安心して遊びに加わるためのサポートを提供することが求められます。この記事で紹介したヒントを活用して、一人ひとりに合った対応を心がけましょう。
保育士業務で困ったら
匿名・無料・会員登録不要の保育士業務のQ&Aサービス『教えて！保育士さん』
保育士・保育学生さん同士で、保育業務での困りごとを相談できたり、相談に対してコツやノウハウを教え合うことできるサービスです。ぜひ、ご活用ください！
保育園転職・就職で後悔を無くしたい
求人条件が良くても、保育士の職場口コミが悪い職場も…。
働き始めてからでは遅いから、求人と口コミをダブルチェックする保育士さんが増えています。
今なら、実際に勤務していた保育士さんが投稿した保育園の人間関係や残業、園長先生など良い点と気になる点の口コミ100万件以上の見放題プランを無料プレゼント中！
ご利用登録（無料・簡単3分）は『保育士口コミの見放題サービス』からお願いします。
