興味がないと外に出てしまう子どもは、自分の興味を引かない活動に集中できず、注意が他の場所に向いてしまうことがあります。保育士としては、子どもの興味を引きつける活動を工夫し、集中力を持続させるサポートが必要です。また、外に出てしまう行動にはどのような理由があるのかを理解し、適切に対応することが大切です。この記事では、興味を持てずに外へ出たがる子どもへの対処法ついて解説します。
目次
気になる子とは
- 個別にサポートが必要な子
- 周囲に理解を促す指導が必要
- 一人で判断せず、保育士同士の共有が大事！
- その子に合った対応方法を見つけていく
気になる子の特徴
興味がないと外に出てしまう
という特徴がある子に対しては「情緒」を注意深く観察していきましょう。
［ステップ1］背景・理由の分析
- 人が多い所が苦手
- 何をやったらいいのか分からない
- つまらなそうだからやりたくない
［ステップ2］具体的な環境構成
- 子ども同士の距離を作る
- 参加したくなるような雰囲気を作る
- 何をやったらいいのか具体的に伝える
［ステップ3］保育士の対応方法
- 友だちと一緒にできるように声をかける
- 保育士が見本を見せてきっかけを作る
- 参加できたら褒め、楽しい場所であることを印象づける
［ステップ4］保護者との連携
- 具体的な行動を伝える
- 今後の対応方針を共有する
- 家庭での様子を情報交換する
- 子どもの良い部分を見つけて伸ばす
［ステップ5］今日からできる具体的な対策
- 個別指導計画の作成
- 原因／理由の分析
- 対応方法の実践
- 評価／見直し
あわせて読みたい
【気になる子/情緒編】切り替えができない子への保育士対処方法
子どもが活動の切り替えに苦手意識を持つことは、保育現場でよく見られる課題の一つです。おもちゃの片付けや次の活動への移行がスムーズにできない場合、ストレスや不...
まとめ
興味がないと外に出てしまう子どもは、集中力や興味を引き出す工夫が必要です。保育士としては、子どもが取り組む活動に対して魅力的な要素を取り入れ、関心を引きつけることが重要です。また、外に出たがる行動の背景には、ストレスや不安が関わっている場合もあるため、子どもの気持ちをしっかりと理解しながら接することが大切です。子どもが安心して楽しく活動できる環境作りを心がけましょう。
保育士業務で困ったら
匿名・無料・会員登録不要の保育士業務のQ&Aサービス『教えて！保育士さん』
保育士・保育学生さん同士で、保育業務での困りごとを相談できたり、相談に対してコツやノウハウを教え合うことできるサービスです。ぜひ、ご活用ください！
保育園転職・就職で後悔を無くしたい
求人条件が良くても、保育士の職場口コミが悪い職場も…。
働き始めてからでは遅いから、求人と口コミをダブルチェックする保育士さんが増えています。
今なら、実際に勤務していた保育士さんが投稿した保育園の人間関係や残業、園長先生など良い点と気になる点の口コミ100万件以上の見放題プランを無料プレゼント中！
ご利用登録（無料・簡単3分）は『保育士口コミの見放題サービス』からお願いします。
