遊び方がわからず、何をしていいのか戸惑う子どもに対しては、保育士のサポートが必要です。子どもの興味や個性に合わせた遊びの提案や、環境設定を工夫することで、徐々に自発的な遊びを引き出すことができます。本記事では、自分で遊びを見つけられない子どもへの適切なアプローチと、遊びを通じて自主性を育むための具体的な方法をご紹介します。
目次
気になる子とは
- 個別にサポートが必要な子
- 周囲に理解を促す指導が必要
- 一人で判断せず、保育士同士の共有が大事!
- その子に合った対応方法を見つけていく
気になる子の特徴
自分で遊びが見つけられない
という特徴がある子に対しては「情緒」を注意深く観察していきましょう。
[ステップ1]背景・理由の分析
- 何をしたらいいのか分からない
- 一つの遊びに決められない
- 友だちが遊んでいる輪に入れない
[ステップ2]具体的な環境構成
- どうやって遊んだらいいのか分からない
- 遊びに興味がない
- 遊ぶ楽しさが分からない
[ステップ3]保育士の対応方法
- いくつかの遊びを提案して自分で選ぶ機会を作る
- 保育士と一緒に遊び仲間を増やしていく
- 自分で遊びを見つけられた時には褒めて自信につなげる
[ステップ4]保護者との連携
- 具体的な行動を伝える
- 今後の対応方針を共有する
- 家庭での様子を情報交換する
- 子どもの良い部分を見つけて伸ばす
[ステップ5]今日からできる具体的な対策
- 個別指導計画の作成
- 原因/理由の分析
- 対応方法の実践
- 評価/見直し
まとめ
自分で遊びを見つけられない子どもには、興味や関心を引き出す遊びの提案や、環境設定を工夫することで、子どもの自主性を育てることができます。無理に遊ばせるのではなく、子ども自身が「楽しい」と感じられる体験を増やし、少しずつ自発的に遊びを見つけられるようにしましょう。
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