日々の保育の中で、子どもたちの言動に戸惑ったことがある人も多いのではないでしょうか？子どもの気になる行動には、必ず理由があり、保育園全体で共有し子どもに合った対処法を見つけていくことが重要です。ここでは、気になる言動について、言葉・行動・情緒・生活習慣・対人関係に分けて気になる子の特徴や理由の分析、保育士の対応方法などを紹介します。
目次
気になる子とは
- 個別にサポートが必要な子
- 周囲に理解を促す指導が必要
- 一人で判断せず、保育士同士の共有が大事！
- その子に合った対応方法を見つけていく
気になる子の特徴
相手の嫌な気持ちが分からない
という特徴がある子に対しては「情緒」を注意深く観察していきましょう。
［ステップ1］背景・理由の分析
- 思ったことをそのまま話してしまう
- 表情から相手の感情を読み取ることができない
- その場の空気を読むのが苦手
［ステップ2］具体的な環境構成
- 友だちの気持ちに気づけるように表情を書いたカードを作る
- 嬉しい言葉と嫌な気持ちになる言葉をみんなで考える
- 言葉が出ない時には保育士が代弁して伝える
［ステップ3］保育士の対応方法
- その都度注意してなぜダメなのかを具体的に説明する
- どの言葉がだめで、どんな言葉ならいいのかを保育士と一緒に考える
- 嫌な言葉を言ってしまいそうな時には深呼吸をするなどルールを作る
［ステップ4］保護者との連携
- 具体的な行動を伝える
- 今後の対応方針を共有する
- 家庭での様子を情報交換する
- 子どもの良い部分を見つけて伸ばす
［ステップ5］今日からできる具体的な対策
- 個別指導計画の作成
- 原因／理由の分析
- 対応方法の実践
- 評価／見直し
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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