工作がなかなか進まない子どもに対して、保育士としてどのようにサポートすれば良いか悩むこともあるでしょう。集中力や手先の器用さ、発達段階の違いが原因となることが多く、無理に急がせることは逆効果です。本記事では、子どものペースを尊重しながら、楽しんで取り組めるようにする工夫や、モチベーションを高めるための具体的なアプローチ方法を紹介します。
目次
気になる子とは
- 個別にサポートが必要な子
- 周囲に理解を促す指導が必要
- 一人で判断せず、保育士同士の共有が大事！
- その子に合った対応方法を見つけていく
気になる子の特徴
工作がなかなか進まない
という特徴がある子に対しては「行動」を注意深く観察していきましょう。
［ステップ1］背景・理由の分析
- 何を作ったらいいのか分からない
- 失敗したくない
- のりやはさみなど道具の使い方が分からない
［ステップ2］具体的な環境構成
- 何を作ったらいいのかイメージできるように絵で見せる
- 失敗しても大丈夫だと安心させる
- 最初に道具の使い方を教える
［ステップ3］保育士の対応方法
- つまずいてしまう前に手伝い、不安要素を取り除く
- 保育士が道具の使い方の見本を見せ、一緒に使ってみる
- がんばっている姿を認め、工夫している点を質問する
［ステップ4］保護者との連携
- 具体的な行動を伝える
- 今後の対応方針を共有する
- 家庭での様子を情報交換する
- 子どもの良い部分を見つけて伸ばす
［ステップ5］今日からできる具体的な対策
- 個別指導計画の作成
- 原因／理由の分析
- 対応方法の実践
- 評価／見直し
あわせて読みたい
【気になる子/行動編】粘土や泥を使った遊びが苦手な子への保育士対処方法
粘土や泥を使った遊びが苦手な子どもは、感覚的な違和感や触感に対する敏感さから抵抗を示すことがあります。保育士としては、無理なく子どもがこれらの遊びに慣れ、楽...
まとめ
工作がなかなか進まない子どもには、集中力や手先の発達段階に個人差があります。保育士としては、無理に急かすのではなく、子どもが楽しみながら取り組めるようサポートすることが大切です。小さな成功体験を積ませたり、作業を細かく分けることでモチベーションを高めることができます。この記事では、子どものペースを尊重した指導方法や、実践的なアプローチを紹介しました。子どもの成長に合わせた柔軟な対応を心がけ、健やかな発達を支えましょう。
保育士業務で困ったら
匿名・無料・会員登録不要の保育士業務のQ&Aサービス『教えて！保育士さん』
保育士・保育学生さん同士で、保育業務での困りごとを相談できたり、相談に対してコツやノウハウを教え合うことできるサービスです。ぜひ、ご活用ください！
保育園転職・就職で後悔を無くしたい
求人条件が良くても、保育士の職場口コミが悪い職場も…。
働き始めてからでは遅いから、求人と口コミをダブルチェックする保育士さんが増えています。
今なら、実際に勤務していた保育士さんが投稿した保育園の人間関係や残業、園長先生など良い点と気になる点の口コミ100万件以上の見放題プランを無料プレゼント中！
ご利用登録（無料・簡単3分）は『保育士口コミの見放題サービス』からお願いします。
