週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［8月の週案・5歳児】健康
（前半）ねらい
熱中症の危険性について知り夏の過ごし方について意識して生活をする
（前半）保育士の援助
一人ひとりの健康観察を行いながら、夏の過ごし方について声をかけていく
（後半）ねらい
自主的に水分補給をしながら休憩を取るようになり、暑い夏を元気に過ごす
（後半）保育士の援助
室温と湿度を調整し、快適に過ごせるよう室内環境を意識する
［8月の週案・5歳児】人間関係
（前半）ねらい
友だちとイメージを共有し相談しながら遊びを発展させていく
（前半）保育士の援助
子ども達が相談している姿を見守り、安心して活動が進められるように援助する
（後半）ねらい
遊んだことがない友達と関わりを持つようになる
（後半）保育士の援助
友だちの輪に入れない子には保育士が介入し、みんなで遊べる遊びを提案する
［8月の週案・5歳児】環境
（前半）ねらい
ボール投げや片足飛びなど、複雑な動きができるようになり、全身を使って遊ぶ
（前半）保育士の援助
ルールを守って遊ぶことを伝え、ケガが起きないよう配慮しながら見守る
（後半）ねらい
夏に見られる虫に興味を持ち、自然に対して関心が高まる
（後半）保育士の援助
虫や花、夏野菜など。夏の自然にまつわる話をして、みんなで考える機会を作る
［8月の週案・5歳児】言葉
（前半）ねらい
年下のクラスと接する時には、分かりやすい言葉で話そうとする
（前半）保育士の援助
友だちの気持ちを代弁しながら、子どもの働きかけを認め、達成感が味わえるようにする
（後半）ねらい
「おもしろい」「楽しい」など感情を表す言葉を覚え積極的に使うようになる
（後半）保育士の援助
感情を表す言葉について子ども達と一緒に考え、言葉の楽しさを広げていく
［8月の週案・5歳児】表現
（前半）ねらい
イメージを膨らませ、どうすればできるか考えながら制作活動を行う
（前半）保育士の援助
材料を準備し、ヒントを伝えながら制作を見守る
（後半）ねらい
夏祭りで踊る盆踊りに興味を持ち、振り付けを覚えて表現することを楽しむ
（後半）保育士の援助
夏ならではの伝統文化に触れ、盆踊りの雰囲気を楽しめるようにする
＼ 来月の月案はこちら ／
＼ 来月の週案はこちら ／
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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