週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［6月の週案・3歳児】健康
（前半）ねらい
保育士に手伝ってもらいながら、着替えを自分でやろうとする
（前半）保育士の援助
気温に合わせて衣類を調整できるよう、声をかけて着替えを促す
（後半）ねらい
戸外で身体を動かし心地よさを味わう
（後半）保育士の援助
晴れた日には戸外に出て身体を動かして遊ぶ楽しさを教える
［6月の週案・3歳児】人間関係
（前半）ねらい
室内でも活発に身体を動かし、汗をかきながら友達と遊ぶ
（前半）保育士の援助
子どもの状態を観察しながら、水分補給や休憩のタイミングを知らせていく
（後半）ねらい
友だちとコミュニケーションを取りながら好きな遊びを一緒に楽しむ
（後半）保育士の援助
子ども同士が遊んでいる姿を見守り、気づきや発見があった時には共感する
［6月の週案・3歳児】環境
（前半）ねらい
雨で戸外に出られない時でも室内で遊びを見つけて楽しむ
（前半）保育士の援助
天気に合わせて活動内容を変え、子どもが自主的に遊びを見つけられるよう素材を準備しておく
（後半）ねらい
梅雨の自然に触れ興味を持つ
（後半）保育士の援助
梅雨の時期に見られる虫や植物に興味が持てるよう、雨上がりに戸外に出て観察する
［6月の週案・3歳児】言葉
（前半）ねらい
絵本を見ながら、保育士や友達と一緒に内容について言葉のやり取りを楽しむ
（前半）保育士の援助
安心して言葉のやり取りが楽しめるよう、温かい雰囲気を作る
（後半）ねらい
時計が読めるようになり「今〇時だね」と時間を伝えられるようになる
（後半）保育士の援助
子どもが見やすい場所に時計を置き、時計の見方を教え確認しながら行動できるように促す
［6月の週案・3歳児】表現
（前半）ねらい
梅雨の時期について興味を持ち、雨の違いを画用紙に描く
（前半）保育士の援助
雨の降り方について、しとしとや、ざあざあなどの言葉を用い、絵本を見せて違いを教える
（後半）ねらい
はさみやのりを使って製作活動を楽しむ
（後半）保育士の援助
はさみの使い方や注意点について教え、最初は保育士がサポートして製作活動を行う
＼ 来月の月案はこちら ／
＼ 来月の週案はこちら ／
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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