週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［3月の週案・5歳児】健康
（前半）ねらい
就学への期待を高めながら友達と元気に過ごす
（前半）保育士の援助
就学を楽しみにする一方で気持ちが高ぶりすぎないよう、室内での過ごし方や戸外での遊具のルール等を再確認する
（後半）ねらい
気温に応じて衣類を調整できるようになる
（後半）保育士の援助
遊びに夢中になっている時には声をかけ水分補給と共に休憩を取る時間を作る
［3月の週案・5歳児】人間関係
（前半）ねらい
友だちと相談しながら遊びを発展させて楽しむ
（前半）保育士の援助
協力して相談する姿を認め褒めて自信につなげる
（後半）ねらい
年長としての自覚を持ち年下のクラスに優しく接しようとする
（後半）保育士の援助
優しく接してくれたことを褒め、充実感が得られるように声をかける
［3月の週案・5歳児】環境
（前半）ねらい
春の自然に興味を持ち、植物を遊びに取り入れて楽しむ
（前半）保育士の援助
子どもが発見したことに共感し、遊びの輪が広がるように援助する
（後半）ねらい
良い事や悪い事を自分で判断できるようになる
（後半）保育士の援助
子ども同士の様子を見守り、場面に応じて声をかけ褒めて自信を持たせる
［3月の週案・5歳児】言葉
（前半）ねらい
身近な人たちへの感謝の気持ちを言葉で伝える
（前半）保育士の援助
身近な人やお世話になった先生たちへ自分の気持ちを伝える場を作っていく
（後半）ねらい
卒園を控え友だちと小学校について話すようになる
（後半）保育士の援助
子どもの気持ちに寄り添い、不安を感じている子には優しく声をかけ話しやすい環境を作る
［3月の週案・5歳児】表現
（前半）ねらい
卒園に向けての行事の練習の中で、友だちと気持ちを合わせて歌を歌ったり表現をする
（前半）保育士の援助
歌詞に込められた意味やそれぞれどんな思いで取り組むかを話し合い、意欲的に取り組めるようにする
（後半）ねらい
卒園に向けてお世話になった人に感謝の気持ちを手紙で書こうとする
（後半）保育士の援助
自分の言葉で感謝の気持ちが伝えられるよう援助する
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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