週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［3月の週案・1歳児】健康
（前半）ねらい
進級することへの期待と喜びを感じる
（前半）保育士の援助
年上の児と関わる時間をつくったり園内散策を行ない、進級することや新しい部屋への期待を持てるようにしていく
（後半）ねらい
石けんを使ってきれいに手を洗おうとする
（後半）保育士の援助
石けんの使い方を教えきれいになると気持ちが良いことを伝える
［3月の週案・1歳児】人間関係
（前半）ねらい
進級することへの期待と喜びを感じる
（前半）保育士の援助
年上の児と関わる時間をつくったり園内散策を行ない、進級することや新しい部屋への期待を持てるようにしていく
（後半）ねらい
友だちの真似をして同じ遊びを楽しむ
（後半）保育士の援助
子ども同士で遊ぶ姿を見守り、遊びが広がるようさりげなく手助けをする
［3月の週案・1歳児】環境
（前半）ねらい
春に見られる虫や植物を観察し、春の訪れを感じる
（前半）保育士の援助
子どもの発見に共感し、一緒に観察して言葉のやりとりを楽しむ
（後半）ねらい
進級に向けて新しい担任と交流をする
（後半）保育士の援助
新しいクラスや担任に慣れるよう、少しずつ環境を整えていく
［3月の週案・1歳児】言葉
（前半）ねらい
気の合う友だちと言葉のやりとりを楽しむ
（前半）保育士の援助
子ども同士のやりとりを見守り、必要に応じて代弁して寄り添う
（後半）ねらい
絵本に出てくる主人公のセリフを真似して言葉のやりとりを楽しむ
（後半）保育士の援助
子どもが発する言葉を大切にし、共感してイメージ遊びを楽しめるようにする
［3月の週案・1歳児】表現
（前半）ねらい
ひなまつりに興味を持ち楽しんで行事に参加する
（前半）保育士の援助
紙芝居やお話しでひなまつりへの関心を高めながら、保育士と一緒に歌を歌ったり行事食を味わい、いつもと違う雰囲気を楽しめるようにする
（後半）ねらい
自分が体験して嬉しかったことを友だちに伝えようとする
（後半）保育士の援助
身振りや手振りなど、子どもが表現する姿を受け止め代弁し伝えたいことを汲み取る
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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