【気になる子/情緒編】物を投げる子への保育士対処方法

子どもが物を投げる行為は、感情をうまく表現できず、イライラや不満を物を投げることで発散している場合が多いです。保育士としては、子どもの感情に寄り添い、投げる代わりに感情を表現できる方法を教えることが大切です。本記事では、物を投げる子どもへの適切な対応方法や、感情コントロールを助ける具体的なアプローチを紹介します。

目次

気になる子とは

  • 個別にサポートが必要な子
  • 周囲に理解を促す指導が必要
  • 一人で判断せず、保育士同士の共有が大事!
  • その子に合った対応方法を見つけていく

気になる子の特徴

物を投げる

という特徴がある子に対しては「情緒」を注意深く観察していきましょう。

[ステップ1]背景・理由の分析

  • 気に入らないことがある
  • 自分の気持ちを言葉で伝えられない
  • 物を投げることで発散している

[ステップ2]具体的な環境構成

  • 危険な場所や行為はその場で注意して止めさせる
  • 投げて良いものとダメなものを教える
  • ボールなど、投げて良いものと交換して発散させる

[ステップ3]保育士の対応方法

  • 子どもの気持ちを汲み取り気持ちを代弁して落ち着かせる
  • 投げることはいけないことだと伝え、気持ちを伝える手段や方法を具体的に教える
  • 気持ちが切り替えられるよう好きな遊びを一緒に行う

[ステップ4]保護者との連携

  • 具体的な行動を伝える
  • 今後の対応方針を共有する
  • 家庭での様子を情報交換する
  • 子どもの良い部分を見つけて伸ばす

[ステップ5]今日からできる具体的な対策

  • 個別指導計画の作成
  • 原因/理由の分析
  • 対応方法の実践
  • 評価/見直し
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まとめ

物を投げる子どもは、感情をうまく表現できず、イライラや不満を抱えていることが多いです。保育士としては、子どもの気持ちを理解しつつ、投げる行為を止めるために、適切な言葉や行動で感情を表現する方法を教えることが大切です。また、子どもが落ち着ける環境を作り、感情を整理する手助けをすることも効果的です。投げる行動を減らし、より健全な方法で感情を表現できるようにサポートしていきましょう。

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