お散歩に出かける時、熱中症対策で帽子を被らせたいけれど、どうしても帽子を被るのを嫌がってしまう子はいませんか?他の子たちを待たせてしまうことになりますし、被ってくれればお散歩にいけるのに。と悩んでいる保育士さんも多いのではないでしょうか。ここでは帽子を被るのを嫌がってしまう子への対処法について解説します。
目次
気になる子とは
- 個別にサポートが必要な子
- 周囲に理解を促す指導が必要
- 一人で判断せず、保育士同士の共有が大事!
- その子に合った対応方法を見つけていく
気になる子の特徴
帽子を被るのを嫌がる
という特徴がある子に対しては「行動」を注意深く観察していきましょう。
[ステップ1]背景・理由の分析
- 感覚が敏感
- 締め付けられるのが苦手
- 防衛反応で無意識に取ってしまう
[ステップ2]具体的な環境構成
- 頭をなでてから被らせる
- 保育士が被って見せる
- 自分で帽子を選ばせる
[ステップ3]保育士の対応方法
- 友だちが被っている様子を見せて真似させる
- 帽子を被った姿を鏡で見せて褒める
- お散歩に行く時には帽子をかぶることを習慣化させる
[ステップ4]保護者との連携
- 具体的な行動を伝える
- 今後の対応方針を共有する
- 家庭での様子を情報交換する
- 子どもの良い部分を見つけて伸ばす
[ステップ5]今日からできる具体的な対策
- 個別指導計画の作成
- 原因/理由の分析
- 対応方法の実践
- 評価/見直し
まとめ
帽子を嫌がるのは、感覚が敏感という可能性もあるので、頭をなでてから被らせてあげると意外とスムーズにかぶってくれる場合もあります。帽子は一年を通して活用するものなので、何が嫌なのか原因を把握し、嫌なものを排除させ少しずつ慣れさせてあげましょう。
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