週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［12月の週案・5歳児】健康
（前半）ねらい
寒い日でも友だちを誘ってドッジボールなど身体を使って遊ぶ
（前半）保育士の援助
自主的に遊ぶ姿を見守り休憩や水分補給の声かけをし、健康管理を行う
（後半）ねらい
ポスターや絵本などを通して病気の予防や健康について興味を持つようになる
（後半）保育士の援助
保健だよりや冬に流行する感染症などを掲示し、子ども自ら関心を持つようにする
［12月の週案・5歳児】人間関係
（前半）ねらい
ドッジボールやリレーなど友だちと相談しながら身体を動かして遊ぶ
（前半）保育士の援助
子どもがやりたいことを見つけ、実行していく姿を褒め、自信につなげていく
（後半）ねらい
年下のクラスと一緒に遊び、みんなで遊ぶ楽しさを味わう
（後半）保育士の援助
友だちと一緒に活動する楽しさを伝え、満足感が味わえるようにする
［12月の週案・5歳児】環境
（前半）ねらい
地域の人の仕事に関心を持ち、積極的に挨拶をするようになる
（前半）保育士の援助
保育士が進んで挨拶をし、地域の人と子どもとの橋渡し役になる
（後半）ねらい
クリスマスの行事を通して、外国の文化に興味を持つ
（後半）保育士の援助
クリスマスの由来について話し理解が深められるよう絵本を準備しておく
［12月の週案・5歳児】言葉
（前半）ねらい
泣いている子を見かけると「大丈夫？」と優しく声をかけるようになる
（前半）保育士の援助
子ども同士の関係を見守り優しくしてくれたことを褒めて自信につなげる
（後半）ねらい
年賀状ごっこなど、手紙で言葉を伝えあう楽しさを味わう
（後半）保育士の援助
年賀状の書き方を伝え、ポストを作り年賀状を送る疑似体験をする
［12月の週案・5歳児】表現
（前半）ねらい
演奏を楽しみ、自分たちで考えステージを作って発展させていく
（前半）保育士の援助
歌やダンスなど、季節の歌や流行っている曲をかけ子どもたちの発想を広げていく
（後半）ねらい
遊びに必要なものを、廃材を使って自分たちで作ろうとする
（後半）保育士の援助
いろいろな種類の素材を用意し、工夫して作れるよう見守り援助する
＼ 12月の月案はこちら ／
＼ 12月の各年齢の週案はこちら ／
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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