週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
［12月の週案・3歳児】健康
（前半）ねらい
体調が悪い時は「頭が痛い」などと言葉にして状況を伝えられるようになる
（前半）保育士の援助
一人ひとりの状況を確認しながら適切に対応する
（後半）ねらい
寒い日でも戸外に出て身体を使って元気に遊ぶ
（後半）保育士の援助
天気が良い日は外で遊び身体を使って遊ぶ楽しさを伝える
［12月の週案・3歳児】人間関係
（前半）ねらい
おにごっこをアレンジして、子ども同士でルールを決めて遊ぶようになる
（前半）保育士の援助
子ども同士で話し合う姿を見守り、保育士も遊びに加わり一緒に楽しむ
（後半）ねらい
けんかと仲直りを繰り返し、自分の思いと相手の気持ちの違いに気づくようになる
（後半）保育士の援助
トラブルに発展してしまった時には一緒に考え、相手の気持ちに気づけるように寄り添っていく
［12月の週案・3歳児】環境
（前半）ねらい
木の実や落ち葉を遊びに使い冬の自然物に触れる
（前半）保育士の援助
色や形が違う落ち葉を見つけ珍しいものを発見する喜びや楽しさを伝える
（後半）ねらい
お散歩に行く時の交通ルールや、近所の人への挨拶など、必要な振る舞いを理解するようになる
（後半）保育士の援助
交通ルールについては毎回確認し、正しい知識を身につけさせていく
［12月の週案・3歳児】言葉
（前半）ねらい
気温差が分かり「今日は寒いね」など、言葉で伝えられるようになる
（前半）保育士の援助
天気や気温の話をし、子どもにも気づいたことを聞いて言葉で伝えあう機会を作る
（後半）ねらい
「先生見て」とできるようになったことを保育士に伝えようとする
（後半）保育士の援助
子どもの気持ちに耳を傾け自信が持てるように共感し褒めて次につなげる
［12月の週案・3歳児】表現
（前半）ねらい
拾った落ち葉や木の実を利用し、自分なりの世界観で画用紙に表現する
（前半）保育士の援助
自由な発想で創作ができるよう、はさみやのりなど必要な道具を準備しておく
（後半）ねらい
クリスマス会に向けて演奏や練習を楽しむ
（後半）保育士の援助
クリスマスソングをかけながら雰囲気を盛り上げクリスマスの由来について話し興味を持たせる
＼ 12月の月案はこちら ／
＼ 12月の各年齢の週案はこちら ／
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児～5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォローといいねをお願いします。
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