普段の何気ない会話の中で、質問したことと答えが違う。ということは子ども同士の中では良くある光景です。しかし、それが何度も続いてしまうと話がかみ合わず、友だち関係に影響してしまいます。ここでは、質問と答えがずれている子に対して、保育士の対応方法を解説します。
目次
気になる子とは
- 個別にサポートが必要な子
- 周囲に理解を促す指導が必要
- 一人で判断せず、保育士同士の共有が大事！
- その子に合った対応方法を見つけていく
気になる子の特徴
質問と答えがずれている
という特徴がある子に対しては「言葉」を注意深く観察していきましょう。
［ステップ1］背景・理由の分析
- 知っている言葉だけに反応してしまう
- 質問が理解できていない
- 語彙力が不足している
［ステップ2］具体的な環境構成
- 分かりやすい質問に変える
- 名前を呼ぶ、目を合わせるなど会話に集中させる
- 子どもの伝えたいことを汲み取りながら会話をする
［ステップ3］保育士の対応方法
- 絵カードなどを用いて質問の仕方を工夫する
- 保育士のお手伝いを通して会話から言葉を増やしていく
- しりとりやなぞなぞなど。言葉遊びを取り入れ語彙力を増やしていく
［ステップ4］保護者との連携
- 具体的な行動を伝える
- 今後の対応方針を共有する
- 家庭での様子を情報交換する
- 子どもの良い部分を見つけて伸ばす
［ステップ5］今日からできる具体的な対策
- 個別指導計画の作成
- 原因／理由の分析
- 対応方法の実践
- 評価／見直し
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まとめ
質問と答えがずれている子に対しては、分かりやすい質問をする。名前を呼んで目線を合わせて会話するなどを行い、子どもの伝えたいことを汲み取りながら保育士が間に入り会話を成立させるようにしましょう。
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