保育園にあるものはみんなで使うものですが、友だちが使っているものを取ってしまい、トラブルになるケースも少なくありません。その都度伝えてはいるものの、自分の物と友だちの物の区別がつかない場合、どのように対処したらいいのでしょうか。ここでは、友だちが使っているものを取ってしまう子に対しての対処法について解説します。
目次
気になる子とは
- 個別にサポートが必要な子
- 周囲に理解を促す指導が必要
- 一人で判断せず、保育士同士の共有が大事！
- その子に合った対応方法を見つけていく
気になる子の特徴
友だちが使っているものを取ってしまう
という特徴がある子に対しては「対人関係」を注意深く観察していきましょう。
［ステップ1］背景・理由の分析
- みんなで使うものが理解できていない
- いつ「貸して」と言ったらいいのか分からない
- 友だちが使っているのが見えていない
［ステップ2］具体的な環境構成
- みんなで使うものは分かりやすい目印をつける
- 「借りる」「貸す」の練習をする
- 別の遊びを提案して環境を変える
［ステップ3］保育士の対応方法
- 誰が使っていたのかを具体的に伝え気づかせる
- 短く分かりやすい言葉で注意する
- 保育士と一緒に「借りる」「貸す」の練習をしていく
［ステップ4］保護者との連携
- 具体的な行動を伝える
- 今後の対応方針を共有する
- 家庭での様子を情報交換する
- 子どもの良い部分を見つけて伸ばす
［ステップ5］今日からできる具体的な対策
- 個別指導計画の作成
- 原因／理由の分析
- 対応方法の実践
- 評価／見直し
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まとめ
友だちが使っているものを取ってしまう子に対しては、「貸す」「借りる」の練習しながら、短く分かりやすい言葉で伝えるなどの工夫が必要です。具体的に誰が使っていたのかを伝えて気づかせるなど、いろいろな方法を模索していきましょう。
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