週案とは、保育士が子どもの生活の継続性を考えながら 1 週間の活動を具体化して立てる指導案です。週案はかなり具体的で実践的な内容になるので何を書いたらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここでは年齢別に・健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つのカテゴリーに分けてご紹介します。
[10月の週案・3歳児】健康
(前半)ねらい
天気や気温に合わせて衣類の調節を行い快適に過ごす
(前半)保育士の援助
戸外と室内で衣類を調節するよう声をかけ、必要に応じて個別に援助する
(後半)ねらい
がらがらうがいと、ブクブクうがいの違いを知り意識してやろうとする
(後半)保育士の援助
保育士が手本となり、定期的に正しいやり方を教え習慣化させていく
[10月の週案・3歳児】人間関係
(前半)ねらい
「ありがとう」「ごめんね」など。場面に応じた言葉が伝えられるようになる
(前半)保育士の援助
保育士が率先して生活に必要な言葉を使い、手本となり身につくようにする
(後半)ねらい
気の合う友だちと好きな遊びを楽しむ
(後半)保育士の援助
遊びが途中で中断されないよう、活動の流れを事前に伝え、見通しを持って遊べるようにする
[10月の週案・3歳児】環境
(前半)ねらい
手洗いうがいを継続して行い、感染症を予防して健康的に過ごす
(前半)保育士の援助
保育士が手本となって一緒に行い習慣化するよう援助する
(後半)ねらい
順番を守って玩具を借りる、貸してあげる。ができるようになる
(後半)保育士の援助
順番を守れない時には気持ちを汲み取りながら守ることの大切さを伝える
[10月の週案・3歳児】言葉
(前半)ねらい
「赤い葉っぱと黄色の葉っぱがあるよ」など、落ち葉の色に興味を持ち、言葉で伝えようとする
(前半)保育士の援助
絵本や図鑑を見て同じ色や形のものを探しながら興味や関心を広げていく
(後半)ねらい
ごっこ遊びを通して、友だちと言葉のやりとりを楽しむ
(後半)保育士の援助
言葉のやりとりをする面白さを伝えごっこ遊びが楽しめるようにしていく
[10月の週案・3歳児】表現
(前半)ねらい
ヒーローやキャラクターなど、役になりきってごっこ遊びを楽しむ
(前半)保育士の援助
子どものやりたいことが十分に表現できるよう、小道具を準備し保育士も一緒に遊びに加わる
(後半)ねらい
のりやはさみを使って自由に制作を楽しむ
(後半)保育士の援助
子どもが作った作品の良い所を伝え、褒めて自信につなげる
\ 10月の月案はこちら /
\ 10月の各年齢の週案はこちら /
まとめ
保育士のミカタでは、保育士さんに役立つコンテンツを配信しています。具体的には0歳児~5歳児までの月案と週案、そして気になる子への対処法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。SNSのアカウントを持っている人は、それぞれの媒体でも配信しているのでフォロー といいね をお願いします。
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